西鉄バス筑豊大隈車庫は以前の嘉穂交通大隈支社でしたが、平成５年飯塚〜大隈線と碓井線の２路線の管理委託に伴って西鉄大隈自動車営業所を引き継いだ形で開設されました。開設後、筑穂町にあった嘉穂交通の本社を大隈に移転し、筑穂町に在籍していた観光バスも同時に移動して来ました。その後、平成１１年に本社を飯塚に移転し、嘉穂交通大隈支社となりました。また、そのときに山田支社を統合し、上山田線も担当路線に加わりました。平成１３年８月に添田交通を合併しかつ、社名変更により現在の社名になり、西鉄バス筑豊大隈支社、その後乗番数減により現在の西鉄バス大隈車庫に至っております。ここでは、西鉄バス筑豊大隈車庫（西鉄大隈営業所）の車両を紹介します。さらにここでは平成２２年までに全線が路線廃止された大分抗線が碓井線に統合された関係で筑穂町車庫に配置されていた車両も同時に紹介致します。なお、車庫内の画像は当時の西鉄バス筑豊（株）大隈支社様の許可を得て撮影したものです。
平成３０年１０月、西鉄バス筑豊大隈車庫は本社へ統合される形で廃止され、飯塚〜大隈線と碓井線は本社、上山田線は田川支社の担当となりました。