■概要

西鉄バス両筑は旧朝倉郡杷木町（現在は朝倉市）に本社を置いている西鉄の路線を引き継いだ西鉄の分離子会社の１つです。昭和６３年４月に両筑交通として杷木支線と吉井支線の２路線を西鉄から引き継いでのスタートでその当時はマツダのパークウェイという西日本車体工業（西鉄グループ）で作られたボディーでの車両にて運行されておりましたが、設立翌年からいすゞ（北村）の小型車両が導入され、その後は段階的に現在の日野のレインボーそしてリエッセに変更され始め最終的にこのような陣容になっておりました。運行路線ですが、数年前に親会社（西鉄本体）より杷木支線と吉井支線の２路線を廃止路線として指定されていましたが（以前は国の補助があったのですが）現在は自治体（朝倉市・東峰村・うきは市など）による補助を受けて運行されている模様です。そのため、平成１３年４月より杷木支線の小石原・宝珠山系統については路線が統合され宝珠山を経由し小石原へと行く系統となりました。また、平成９年より甘木〜美奈宜の森間を新設・運行をしていたのですが、平成１３年４月より路線廃止となりました。（現在は甘木観光バスが運行）その結果、平成１３年４月以降は杷木支線と吉井支線の２路線を６台の小型車にて運行、また貸切は大型２台、中型３台、小型１台を所有していた。その後、また、平成１３年８月１日からは今までの社名「両筑交通」から現社名（西鉄バス両筑）変更されました。そして平成１５年７月に西鉄バス両筑の本社が杷木から甘木に移転してからは小型１台を除き貸切車全車が本社（甘木）所属となりました。本社が甘木に移ったことに伴い杷木の旧本社はこの日より杷木支社となりました。しかし、平成１７年６月限りで甘木本社との統合により廃止され、管理委託を受けて運行していた甘木幹線は本社（甘木営業所）に自社路線として運行していた杷木支線と吉井支線は西鉄バス久留米吉井支社（吉井営業所）へと受け持ち営業所が変更されております。
トラフィックタウンでは平成１７年６月末日の段階で旧西鉄バス両筑に所属していた自社車両とこれまで在籍していた路線車をここで紹介しております。

朝倉市・・・旧甘木市・旧朝倉町・旧杷木町が合併によりできた市
東峰村・・・旧小石原村・旧宝珠山村が合併によりできた新しい村

■車両

年式・型式につきましては当支配人の推測が含まれていることをあらかじめご承知下さい。

■西鉄バス両筑（杷木）の路線

※平成１７年６月末日まで担当していた路線です。７月１日より甘木幹線は甘木本社へ、杷木支線と吉井支線は西鉄バス久留米（吉井）へと担当が変わっております。