西鉄バス宗像新宮支社は西鉄（本体）新宮自動車営業所内に併設されていました。この新宮支社ですが、西鉄（電車）宮地岳線の一部区間廃止に伴う新宮〜津屋崎線の路線新設に伴って平成１９年４月に西鉄バス宗像新宮車庫として開設されたもので西鉄バス宗像古賀車庫が移転した形での開設となりました。平成２２年７月、西鉄バス宗像鐘崎支社廃止（本社へ統合）により、鐘崎・津屋崎線の一部乗番を担当するようになり新宮支社へ昇格したものです。平成２２年１２月、西鉄観光バス業務縮小に伴い、貸切車両古参車を移籍させ、この新宮支社にも配置されました。
西鉄バス宗像新宮支社の一番の前身は旧玄海交通古賀支社で平成４年西鉄旧和白営業所のうち薦野線と在自線・佐屋線の管理委託を受ける形で薦野車庫に開設されたものです。その後、平成９年に玄海交通の自社路線に平成１１年には新宮循環線の路線新設などもありましたが、平成１５年頃に新宮循環線・佐屋線・在自線そして薦野線一部区間の廃止。その後さらに薦野線の大幅な減便などもあり最後はこぢんまりとしたものでした。平成１３年に西鉄バス宗像へと社名変更。平成１７年には車両および運用減に伴って古賀支社から古賀車庫へと格下げされました。平成１９年、西鉄電車宮地岳線（現在の貝塚線）一部区間廃止による代替路線（新宮駅〜津屋崎線）運行開始と同時に薦野から新宮へ移転。平成２０年には西鉄新宮営業所（本体）が運行していた志賀島線（西戸崎駅〜勝馬間）の路線移管が行われました。

平成２９年３月までこの体勢でしたが、平成２９年３月末をもって新宮支社は廃止され西鉄本体の新宮営業所へ統合されました。薦野線、西鉄新宮駅〜津屋崎線、志賀島内線は新宮営業所へ、津屋崎・鐘崎線は宗像本社（赤間営業所）が担当することになりました。

ここでは、西鉄バス宗像の新宮車庫の最終所属車を紹介します。

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■西鉄バス宗像（新宮）の車両（最終所属車）