西鉄バス二日市月の浦本社（西鉄月の浦営業所）は平成６年に当時の西鉄平野台営業所（二日市交通平野台支社）を移転した形で営業を開始した西鉄の中では新しい営業所の一つです。当時は二日市交通月の浦支社として、その後は平成１３年の社名変更で西鉄バス二日市月の浦支社へ、さらに平成１６年には原（筑紫野市）にあった本社がこの月の浦に移転した形で現在に至っております。月の浦営業所の路線ですが、現在は南ヶ丘線、月の浦〜大野城線（西鉄バス二日市）、つつじヶ丘線（西鉄バス二日市）、春日〜那珂川ハイツ線、春日〜大橋線の５路線を担当しております。また、春日市と大野城市そして那珂川町の委託を受けコミュニティバスの運行を行っております。さらに月の浦本社には貸切車も多数在籍しております。平成１６年に本社機能が原より移転した際に一部中型車を除いたすべての車両が月の浦本社に移っております。営業所スペースが狭いこともあり原支社に一部留め置きしているときもあるようです。現在は原支社が担当している太宰府市の筑紫女学園スクールバスの半数が月の浦本社の担当になっておりますし、さらには平成１７年度より西鉄本体が運行していた佐賀競馬の友の会バス（天神・博多駅〜佐賀競馬場間）の運行も行うようになりました。（平成２１年度佐賀競馬開催分をもって運行終了）
ここでは、西鉄バス二日市月の浦本社に配置されている管理委託車両と自社車両（コミュニティバス）を紹介して参ります。まだまだ少なからず未撮影車がありますが、できるだけ全車できるよう撮影してきたいと思っておりますので気長にお待ち下さい。

西鉄バス二日市本社について「二日市」という地名は筑紫野市の一地名であること。本社が「二日市」がある筑紫野市ではなく大野城市にあること。これらを考慮し、トラフィックタウンでは西鉄バス二日市本社は「西鉄バス二日市月の浦本社」または「西鉄バス二日市（月の浦）」と表記しています。