西鉄バス大牟田（株）荒尾支社は荒尾駅のすぐそばにありました。現在は大牟田交通荒尾支社と西鉄荒尾営業所（西鉄バス大牟田管理委託）の２足のわらじをはいた姿がずっと続いておりました。運行路線は大牟田市内線（西鉄バス大牟田自社線）と荒尾・大牟田〜福岡空港線（管理委託）の２路線でしたが、過去には大阪や名古屋への夜行路線や北九州線（平成２年運休）なども運行していた営業所でした。また、大牟田市内線も以前は十三間道路を経由する系統（１番系統）、諏訪橋経由（１番系統）や平成１４年頃までは原万田経由（５番系統）や旧上内車庫までの系統もありましたが、晩年は以前に比べかなり縮小したものになってしまいました。車両は以前は日野を中心とした大型車が占めておりましたが、晩年は日産ディーゼルの中型車両ばかりとなっておりました。そんな中、、平成１３年には中型ロング（６８３１）が１台福岡より転入し、荒尾、大牟田地区の中で珍しい存在となっておりました。（平成１４年大牟田本社に転出）
平成１４年の１２月からは西鉄八女営業所が運行していた荒尾・大牟田〜福岡空港間の高速バスの管理委託も請け負うことになり高速バスの運行も行っておりました。平成１５年７月からはグリーンランド・荒尾市営バスセンターなどの乗り入れを行っており荒尾の観光スポットへのアクセスの充実させています。（平成１６年７月より３往復のみの延長）
平成２１年６月末日の運行を持って、荒尾支社としての運行が終了。翌７月１日からは大牟田本社が運行の担当を行っており、全車本社へ転出しこれまで通り同じ路線で運行されております。路線車については７月以降、熊本ナンバーの車両も久留米ナンバーへの変更が行われております。
ここでは、西鉄バス大牟田荒尾支社に所属した車両を紹介します。なお、車庫内の画像は当時の西鉄バス大牟田（株）荒尾支社様より許可を頂いた上で撮影したものです。

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■西鉄荒尾営業所・西鉄バス大牟田（荒尾）の車両