長年、京町自動車営業所の車庫として運営してきた船小屋営業所が前身の西鉄筑後営業所（正式名称：西鉄船小屋第２営業所）は現在は西鉄バス久留米（株）筑後車庫（旧筑後支社）の管理委託として久留米〜船小屋線の運行を行っております。船小屋営業所時代は久留米〜大牟田線と西牟田線（現在は西鉄バス久留米本社が運行）の運行を行っておりました。その後、平成５年京町自動車営業所が乗番減に伴う廃止に伴って西鉄筑後自動車営業所として自動車営業所に昇格。平成８年頃に管理委託化が進んだ大牟田営業所の廃止に伴い荒尾車庫として荒尾・大牟田〜福岡空港間（現在は西鉄バス大牟田荒尾支社管理委託）や大阪・名古屋（両路線ともすでに運行休止／荒尾現地出退勤でした）の夜行路線などの運行も行っておりました。平成９年にこの筑後営業所は南筑交通船小屋支社として西鉄本体からの管理委託を受け運行するようになったものです。平成１３年には現在の西鉄バス久留米筑後支社、その後筑後車庫として現在は久留米〜船小屋線のみの運行を行っております。この久留米〜船小屋線ですが、以前は久留米〜大牟田線として運行していた路線ですが、平成１４年に船小屋〜大牟田間が別路線化されております。（平成１６年３月限りで廃止）また、久留米側では通学時間帯に信愛女学院へ運行していた時期もありましたが現在は運行されておりません。そして、一時期は筑後市内の「赤坂」（筑後赤坂）折り返し系統もありましたが、しばらくはＪＲ久留米駅〜船小屋の一系統のみとなっていました。その後、平成２３年の九州新幹線鹿児島ルート全通に際し、筑後船小屋駅への路線延長や乗番減に伴う一部便の西鉄久留米止めや羽犬塚駅止めを行った結果、現在は６系統となっています。さらに平成２８年には筑後自動車試験場乗り入れが開始。５３番系統の新設が行われ計、１２系統になっています。営業所内は車庫のみで、給油や整備は京町支社（縄手車庫・縄手工場）で行っております。
平成２８年１２月、久留米〜船小屋線は運行会社が変更され西鉄バス久留米の自社路線となっています。
平成２９年４月、西牟田線の担当営業所が西鉄バス久留米御井町支社から筑後車庫へ移りました。
ここでは、西鉄バス久留米筑後車庫に配置されている車両を紹介します。

■西鉄バス久留米（筑後）の車両

■西鉄バス久留米（筑後）の路線