一昔前は福岡〜浮羽・吉井間（昭和６２年１１月〜平成６年３月）や久留米〜日田間（平成２年３月〜平成３年７月）などの高速バスを担当していたのがこの吉井営業所ですが、現在は西鉄バス久留米の吉井支社となっております。以前は当時杷木町に本社を構えていた「西鉄バス両筑」（現在は西鉄バス二日市に吸収合併され消滅）が西鉄本体より管理委託受けていた営業所で西鉄バス両筑（株）吉井支社（旧両筑交通吉井支社）となっていました。しかし、平成１５年７月のグループ子会社の再編に伴って運営会社が現在の西鉄バス久留米へと変更されました。以降、久留米〜吉井線（久留米〜吉井系統と久留米〜百年公園〜田主丸系統）を西鉄本体からの管理委託で草野線を自社路線として担当していました。さらに平成１７年７月１日より西鉄バス両筑杷木支社で運行されていた杷木支線と吉井支線の運行を担当するようになりました。平成１３年５月のダイヤ改正前までは（元高速車を中心に）久留米から吉井を経由し杷木・日田への直通便も多数運行されていましたが、改正後は原鶴・杷木系統が廃止されてしまいかつ、大石・杷木系統と日田系統が吉井営業所始発に１本化されてしまったあげくに平成１５年３月いっぱいで廃止となってしまい、以前に比べるとかなり寂しいものとなりました。そして、平成１３年７月からは田主丸営業所（当時：両筑交通田主丸支社）を統合し草野線も管理委託を担当しておりましたが、同年１０月１日より西鉄バス両筑（吉井支社）自社線に変更されております。車両の方は平成１３年５月のダイヤ改正前まで久留米〜杷木・日田線を中心に元高速車両（西工Ｓ型）が運行されておりましたが、以降は甘木地区で路線廃止となった中型車両（スペースランナー）を吉井に転入させ、元高速車に代わってローカル線を中心とした運行に入っていました。後に草野線のみとなりました。（これら車両は現在はすべて廃車）また、平成１７年７月から運行を担当している杷木支線と吉井支線は三菱のローザで小石原・神杉野に各１台が現地出退勤となっているようです。平成２０年以降、平成１３年以降に新製されたスロープ付きワンステップ路線車が続々転入し、現在は平成１１年式の２台を除き、すべてがワンステップバスへ代わっています。
平成２９年４月より久留米〜吉井線についても西鉄バス久留米の専業路線になりました。
ここでは、西鉄バス久留米（株）吉井支社に配置されている車両を紹介します。

■西鉄バス久留米（吉井）の車両

現在配置されている車両を紹介します！！